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新スーパーコンピュータAOBA-1.5の見学会を行いました

2023.08.01

サイバーサイエンスセンターは、2020年10月に設置、運用しているベクトル型スーパーコンピュータシステム「AOBA」の大幅な増強を図り、これまでの性能と比べ14倍以上を達成する「AOBA-1.5」の運用を8月1日より開始します。
「AOBA-1.5」は、大量のデータを一度に処理する「ベクトル型」スパコンとして世界一の性能となります。来年度からは次世代放射光施設NanoTerasuと超高速ネットワークで結び、膨大な実験データを高速、高精度で解析できると期待されます。

運用開始に先立ち、7月25日(火)、サイバーサイエンスセンターにおいて新スーパーコンピュータシステムAOBA-1.5のメディア向け見学会を行いました。
見学会では、菅沼拓夫サイバーサイエンスセンター長の開会挨拶の後、大野英男総長、青木孝文理事・副学長、日本電気(株)吉崎敏文CDOからそれぞれ挨拶があり、スーパーコンピューティング研究部の滝沢寛之教授からスパコンAOBA-1.5の説明を行った後、実際にサーバー室の見学案内を行いました。

大野英男総長は「津波浸水予測の精度向上のほか、NanoTerasuと直結することでデータ駆動科学、材料開発や創薬、農業など幅広い分野で大きく発展すると期待している」とコメントしました。

当日は多数のメディアにお越しいただき、報道していただきました。

スパコンAOBA-1.5
説明する滝沢寛之教授
写真左から|日本電気(株)SVP木村様、日本電気(株)EVP吉崎様、滝沢教授、大野総長、青木理事・副学長、菅沼センター長

関連リンク

▼スーパーコンピュータAOBA紹介
https://www.cc.tohoku.ac.jp/service/supercomputer/

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▼プレスリリース|世界一のベクトル型スパコン、東北大学に誕生!社会を支えるインフラとして防災減災にも貢献
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2022/10/press20221007-01-computer.html

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